もう2月になってしまいましたが、前回に引き続き2019年のコーヒートレンドを探ります。
今回は
【ドリップ編】
まずは近年増えているドリップ方法。
主に浅煎りの豆で、その個性を楽しむためのようです。
前回のコーヒー豆編で浅煎りで有名な「GLITCH」さんを紹介しましたが、ドリップ編でも登場です!
ドリップ方法に関しては「b*p」さんが詳しく紹介しているので、そちらをご覧ください。
大きく違うのは蒸らしのときに「スプーンで攪拌し、お湯をなじませる」ところ。
多くの本には「20秒〜30秒そのまま蒸らす」とありますが、GLITCHさんは混ぜます!
古い写真で申し訳ないのですが、しっかり攪拌しています。
攪拌の理由は?
気になるのが、その理由。
スポンジに水を含ませるとき、少し握ったりして揉んだ方が早くしっかり浸透しますよね?
その原理なんだそうです!
なるほど!
お湯の浸透を待つのではなく、こちらから浸透させようということのようです。
ドリップの時間を短くすることで豆から余計な雑味などの抽出を抑える効果もあるのかもしれません。
※ちなみに時間をかけてドリップする方法もありますが、お湯の量の調節など工夫がされています。時間をかけたから雑味が多いとは言い切れません
個人的には蒸らすときの膨らみが好きなのですが、たまには違うドリップ方法にチャレンジしてみるのもいいですね。
新しい発見があるかもしれません。
お湯の使い分け「二湯流(にとうりゅう)」
ドリップするお湯の温度は80℃〜90℃くらいが一般的かと思います。
甘味を出すのには低めの温度が良いと言われており、75℃くらいで淹れる方もいます。
豆にもよるのですが、低めの温度だと「味がボヤける」「後味がイマイチ」と感じる場合があります。
これを克服するであろうドリップ法が「二湯流」です。
その名のとおり2種類のお湯を使い分けます。
方法ですが、
沸騰したお湯をドリップポットへ移し適温にする
例えば80℃くらいのお湯で普通にドリップ
↓
最後のひと注ぎを元のケトルに残っている熱いお湯で行う
こんな流れです。
冷めやすい状況なら元のケトルを温め直しておいても良いかもしれませんね。
世界的なドリップ大会でもこの方法が使われているそうですが、情報が見つかりませんでした。
発見したら改めてご報告します。
もうひとつドリップに関するトレンド予測『ブレンド』
2〜3年前くらいからでしょうか?
特に夏の話題ですが、水出しコーヒーも増えてきましたね。
最近では「コールドブリュー」なんてカッコイイ呼び方もあります。
『ブレンド』と言えば一般的に数種類の豆をブレンドしてからドリップしますが、
シングルオリジンの水出しコーヒーをドリップ後にブレンドする
というのが、この夏出てきそうな予感。
ウイスキーのブレンダーのようなイメージです。
好みにあわせてドリップ後にブレンドするという提供の仕方は手間がかかるものの、 各々の好みにも合わせられるので面白いと思います。
ホットコーヒーでは難しいですが、アイスコーヒーなら出来そうですね。
個人で楽しむならなおさら。
お暑うございますアイスコーヒーで涼しげに今日もコーヒー膨らまそう#コーヒー #coffee #coffeetime #アイスコーヒー #icecoffe #今日もコーヒー膨らまそう #甘酸辛苦
例えば酸味・スッキリ系と苦味・しっかり系の2種類をドリップしておいて、好みやタイミングに合わせて8:2とか5:5でブレンドとか。
もちろん「コーヒーは苦くないと」という方には苦味・しっかり系をそのまま出してもOK!
そう考えると意外と便利かも。
水出しはiwaki(イワキ)のこちらを使ってます。
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ということで
- 蒸らすときの攪拌
- お湯の使い分け「二湯流」
- コールドブリューのブレンド
この3点に今年は注目です!
個人的に今年は「コーノ式」や「エアロプレス」にも挑戦してみようかと思ってます。
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